多くの地方政府は、財政状況があまりおもわしくない。それは法人税収が減っているのと、不動産市場の停滞で土地使用権の売却収入が減っているためだ。その為、銀行も回収が難しいということからか政府に対する融資には慎重になっている。
2009年に行われた4兆元対策の財源のうち中央政府が出したのは1兆元余りで、残りは銀行から資金を調達して地方政府が出した。結果、地方政府の債務が急増し、一部は回収できない不良債権になるのではと銀行側は心配している。
金融行政のボス的存在の王岐山副首相は、次期党大会で最高指導部の党中央常務委員会入りが確実視されている。その王副首相が最近部下に日本の財政の歴史を学ぶように指示したという。これは財政規律の喪失で、日本のような過剰債務になってしまうんではと不安に思っている現れなのだろうか?